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【天皇陛下譲位】新元号、専門家に考案依頼 政府、複数から絞り込み

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【天皇陛下譲位】
新元号、専門家に考案依頼 政府、複数から絞り込み

閣議に臨む安倍晋三首相(中央)ら。天皇陛下の譲位日を平成31年4月30日と定める政令を決定した=8日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 閣議に臨む安倍晋三首相(中央)ら。天皇陛下の譲位日を平成31年4月30日と定める政令を決定した=8日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 政府は新元号選定に向けた準備作業を加速させる。既に専門家へ新元号の考案を依頼し、内々に回答を得ている。平成に改元した際の手続きを踏襲し、新元号案の絞り込みを急ぐ。

 現行の規定では、首相が「高い識見を有する」専門家ら数人にそれぞれ2~5個ずつの元号案を考えるよう要請し、専門家らは意味や出典を添えて案を提出する。政府関係者は「遅滞なく新元号の選定作業は進めている」と話す。

 天皇一代に一つの元号という「一世一元制」は明治時代から続く。これを踏襲し、政府は昭和54年、改元を皇位継承の場合に限定する元号法を制定した。昭和から平成へ改元する際は、中国文学や古代中国思想史の権威者に委嘱した。

 政府は(1)漢字2文字(2)読みやすい(3)過去に使われていない-などに留意し、候補を絞り込む。中国や韓国など元号制度があった国との重複はないか、企業や地名で同じものはないかにも気を配るという。平成の場合は昭和天皇の逝去の翌日に改元したが、今回は一定の準備期間がある。政府は、国民生活への影響を考慮し、新元号を来年半ばに公表する方針だ。

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