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【主張】歴史用語の「精選」 人描いてこそ興味が湧く

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【主張】
歴史用語の「精選」 人描いてこそ興味が湧く

 学年が上がるに従い、歴史の授業に興味を持てなくなるのは、人物のドラマに欠け、つまらないからである。

 人が歴史をつくってきた。そのことを再認識すべきである。難解な「応仁の乱」も登場人物の思惑などが丁寧に描かれた解説書がベストセラーになった。後世に忠心を伝える楠木正成の事績も、ぜひ生徒に知ってほしい。

 高校の次期学習指導要領で、日本史と世界史を統合した新たな必修科目「歴史総合」などが生まれる。文部科学省の指導要領改定作業が進められており、研究会の提案もこれに合わせたものだ。

 新科目で中心になる近現代は、現行教科書で、先の大戦で諸外国に与えた被害を一方的に強調する記述が目立つ。日本を悪者に描く一面的な歴史観を押しつける授業も相変わらずある。それでは勉強する気も薄れよう。

 先人が築いてきた歴史と文化に誇りを持ち、さらに学びたくなる内容を求めたい。

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