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駿河湾で新種の深海魚 東海大「スルガビクニン」と命名

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駿河湾で新種の深海魚 東海大「スルガビクニン」と命名

新種と判明した「スルガビクニン」(東海大海洋学部提供) 新種と判明した「スルガビクニン」(東海大海洋学部提供)

 東海大海洋学部(静岡市清水区)の福井篤教授の研究室が駿河湾北部でクサウオ科の深海魚の新種を発見した。採取場所にちなんで「スルガビクニン」と命名し、論文がこのほど日本魚類学会の学会誌オンライン版に掲載された。

 見つかったのは深海に生息するクサウオ科の一種で、体長は約82・6ミリ。クサウオ科は体にうろこがなく、ゼリー状の皮膚で覆われているのが特徴で、これまでに128種類が確認されているが、歯の形や腹吸盤の大きさなどから新種であることが確認されたという。

 平成27年に実施した深海海底近くの定期調査で発見。同区の三保半島から東に約10キロの水深1450~1570メートル地点で採取された。

 福井教授は「駿河湾は深い所での採集が困難なので体系的に調査されていない。体系的に調査すればまだまだ知られていない種を発見することができる」とコメントしている。

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