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【ロヒンギャ問題】ローマ法王、難民らと面会 「ロヒンギャ」初言明 国際社会に対応訴え

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【ロヒンギャ問題】
ローマ法王、難民らと面会 「ロヒンギャ」初言明 国際社会に対応訴え

 【ニューデリー=森浩】バングラデシュ訪問中のローマ法王フランシスコは1日、ミャンマー西部ラカイン州から避難しているイスラム教徒少数民族ロヒンギャのメンバーと面会した。今回のアジア訪問で初めて公的に「ロヒンギャ」という民族名に言及し、難民が置かれている現状に懸念を表明した。

 法王が面会したのはラカイン州からバングラデシュ南東部コックスバザールに逃げてきた2人の子供を含む16人。AP通信などによると、法王は難民たちの手を握り、これまでに受けた迫害や、国際社会からの無関心に対して許しを求め、呼びかけの中で「ロヒンギャ」と明言した。

 法王は国際社会に「断固たる対策」を求めるなど難民支援の重要性を訴えているが、一方で11月30日の演説ではロヒンギャを「ラカイン州からの難民」と表現。ロヒンギャを自国の民族として認めていないミャンマー側に配慮する姿勢もにじませていた。

 法王は1日、ロヒンギャとの面会に先立ってダッカ市内で行われたミサに参加。約10万人を前に祝福の言葉を述べたほか、イスラム教やヒンズー教の指導者らとも面会した。

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