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【健康カフェ】(104)甘味 舌だけでなく全身にセンサー

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【健康カフェ】
(104)甘味 舌だけでなく全身にセンサー

 糖尿病治療で通院する60代男性は甘いものが大好物で、1年前に糖尿病と診断されるまでは毎日いろいろなお菓子を食べていたそうです。治療開始当初はかなり血糖値が高かったのですが、最近は比較的良好な血糖値を保っています。治療を始めてからお菓子を食べるのをやめたそうですが、先日、「ときどき脳が甘いものを強く要求する」と話していました。

 お菓子を甘いと感じるのは、舌にある味覚を感じるセンサーから脳へ信号が送られるためです。酸っぱさや苦さ、塩辛さ、うまみを感じるのも、同様にそれぞれのセンサーがあるためです。最近では脂質に反応するセンサーも舌の上に見つかっており、脂質も味覚の一つではないかと言われ始めています。

 このように舌で味を感じられるのは、食べ物が毒物ではないかなどを判別するためと考えられています。

 また、「甘味は舌先」「苦味は舌の奥」など、舌にはそれぞれの味を感じる場所があると長らく言われていました。しかし最近、それは間違いで、舌の上はどこも同じように味を感じられることが分かっています。

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