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幻の“ジェットエンジン”発見?  戦闘機用に開発、試作段階で終戦 ICUキャンパスで発見

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幻の“ジェットエンジン”発見?  戦闘機用に開発、試作段階で終戦 ICUキャンパスで発見

排気ノズルと推測される部品を見る高柳昌久教諭(左)と古川英明さん(国際基督教大提供) 排気ノズルと推測される部品を見る高柳昌久教諭(左)と古川英明さん(国際基督教大提供)

 日本のジェットエンジン開発は戦時中、燃料不足や高高度を飛ぶ米爆撃機対策の切り札として急がれたが、日本独力での開発は難航した。このため、日本海軍は同盟国ドイツの最新軍事技術を入手しようと潜水艦をドイツに送る作戦を敢行。計5回のうち3回は途中で撃沈されたものの、この作戦で日本に持ち帰られた図面がジェットエンジン開発の土台になった。

 ネ230は陸軍の戦闘攻撃機「キ201・火龍」に搭載される予定だったが、試作段階で終戦を迎え、日の目を見ずに終わった。

 発見された部品は溶接部分などに粗雑さが目立ち、航空機による体当たり攻撃が横行した戦争末期の製造技術のいびつさをうかがわせるという。

 高柳教諭は「このエンジン開発の過程でいかに多くの人命が失われたかにも思いをはせるべきだ。今後、新たな資料、証言の発掘につながることを願う」とコメントした。

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