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【地方で生きる】被災地で起業する(3)首都圏の若者が地域を元気に

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【地方で生きる】
被災地で起業する(3)首都圏の若者が地域を元気に

東京・港区のバルで、甲子柿を使った1日限定でメニューを提供する「甲子柿ナイト」 東京・港区のバルで、甲子柿を使った1日限定でメニューを提供する「甲子柿ナイト」

 岩手県釜石市の特産品でありながら、長期保存に向かないことから市場に出回ることが少なく“幻の柿”と呼ばれる「甲子柿(かっしがき)」。最盛期に約80人いた生産者も、今では高齢化が進み、20人を切るまでになりました。そんな甲子柿を守りたいと、平成27年に行政や生産組合などが一体となり「釜石市甲子地区活性化協議会」が立ち上がりました。

 一方で、私たちがこれまで実施してきた研修ツアー「釜石ツアー」で、甲子柿の生産者と交流した首都圏の若者たちが、「甲子柿や生産者を応援したい!」と「パーシモンズ」(英語で柿)という有志団体を結成し、甲子柿の都市部への販路開拓などを支援。現在は、釜石市甲子地区活性化協議会の東京支部として、約40人の首都圏の若者たちが甲子地区の方々とともに、同地区の活性化に励んでいます。

 先日も、東京支部メンバーが甲子柿を使った創作料理をテーマに、東京・港区のバルで、1日限定のメニューを提供する「甲子柿ナイト」を企画、開催しました。東京で行われた三陸の物産展では、東京支部メンバーが甲子柿を使ったポタージュを開発・販売。また、ミシュラン掲載のレストランで食材として使用されるなど、若者のネットワークや企画力を生かした活動を行っています。

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