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「高齢パパ」急増中 50代の第1子、3倍に

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「高齢パパ」急増中 50代の第1子、3倍に

 晩婚化に伴い、50代前後で子供が生まれ、子育てをする父親が増えている。国の調査では、平成27年に第1子として生まれた子供のうち、父親が50代だったのは約3千人と20年前の3倍になった。定年後の収入や体力的な不安がある一方で、若い世代よりも子育てする時間をつくりやすくなったり、気持ちにゆとりを持てたりといったプラス面もあるようだ。

 ◆考え方に変化

 那覇市に住む大学教授の新垣誠さん(51)は、長女の杏ちゃん(2)の子育て真っ最中だ。中学校教諭の妻(33)は午前7時前に出勤。新垣さんが子供を起こし、食事を作って食べさせ、保育園への送りを慌ただしくこなす。夏場は朝から30度以上になる炎天下、日傘をさしていても体力を使い「ぐったりする」。

 結婚は遅く、初めての子供だ。「運動会で走れるか。授業参観でおじいちゃんと言われるのではないか。教育費は出せるか。娘の結婚式に出られるか。いつまで生きていられるか」。考えだすときりがない。定年退職年齢は65歳だが、「できるだけ長く残りたい」。

 国際関係学の研究のため、自由に生きたいと独身を続けた。子供が生まれ、自分よりも大切な存在を得たことで、変わったという。

 「若かったらこうはいかなかった」と新垣さん。「あれもしたい、これもしたいという思いが強くて腹をくくれなかった。ある程度経験を積んだ今だから子育てにこれだけ力を注げる」

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