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前橋の総菜店の広域感染、O157と一致 10人から同一型

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前橋の総菜店の広域感染、O157と一致 10人から同一型

O157に感染して死亡した3歳女児が食べた総菜を販売したとみられる「でりしゃす六供店」=13日午後、前橋市 O157に感染して死亡した3歳女児が食べた総菜を販売したとみられる「でりしゃす六供店」=13日午後、前橋市

 埼玉、群馬の系列総菜店で購入した商品を食べた客が相次ぎ腸管出血性大腸菌O157に感染し、東京都在住の女児(3)が死亡した問題をめぐり、前橋市保健所は25日、同市六供町の総菜店を利用して感染した計11人のうち10人から、関東信越や西日本の広域にわたって確認されているO157と同一の遺伝子型が検出されたと明らかにした。

 問題発覚当時から、総菜店で複数の客や総菜で共通して使われていたトングなどが菌を媒介させた二次汚染の疑いが指摘されていた。菌が全国的に広がる中、保菌者が来店するなどして菌が店内に持ち込まれ、多くの客が盛り付ける中で総菜に菌が付着した可能性がある。同保健所によると、感染は9月13日までに確認され、死亡した女児を含む11人を対象に検査を行い、1人が協力を拒否した。今月に入って検査結果が判明したという。

 また、感染者全員が8月11日に商品を購入していたため、同日中に販売されていた全81商品の調理過程について聞き取り調査を行ったが、原因特定には至らなかった。原材料の調査についても同様の結果だった。

 同保健所によると、厚生労働省が各自治体のデータを集め、広域感染についての調査結果を近く公表する予定だという。感染者を出した系列総菜店の全17店舗は、すでに閉店している。

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