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足利で渡辺崋山筆肖像画公開 江戸後期の代官描く 栃木

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足利で渡辺崋山筆肖像画公開 江戸後期の代官描く 栃木

足利市民文化財団蔵 足利市民文化財団蔵

 江戸後期の文人画家、渡辺崋山が足利来訪時に描いた肖像画「岡田東塢(とうう)図」が11月11日から栃木県足利市草雲美術館(同市緑町)で公開される。12月24日まで。今年、足利市民文化財団が150万円で取得し、公開が待たれていた。

 「岡田東塢図」は縦26センチ横19センチの紙本着色。崋山は天保2(1831)年、現在の群馬県桐生市を訪れた際、足利に足を伸ばし、足利学校などを見て回った。その際、当時、代官を務めていた東塢と親交を深め、この肖像画を描いた。

 崋山は江戸後期を代表する文人画家、谷文晁(ぶんちょう)門下で、同館に作品が収集、展示されている田崎草雲の兄弟子となる。今回の企画展「人物と冬と」(来年1月14日まで)では「高山正之君像」など初公開3点を含め草雲作品28点も展示される。入館料210円、小中学生無料。

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