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動物で人の臓器作製容認 文科省、基礎研究に限定

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動物で人の臓器作製容認 文科省、基礎研究に限定

 動物の体内で人の臓器を作る研究について、文部科学省の専門委員会は24日、適切なルールや厳格な管理体制の下であれば「基礎研究に限り容認し得る」とする見解をまとめた。主に病気の人に移植する臓器の作製を目指す研究だが、現時点では安全性に懸念があり、作った臓器を人に移植することは「考えられない」と否定した。

 今後、動物の体内で人の脳神経、精子、卵子を作ることや、霊長類を使うことを認めるかを議論し、本年度中に報告書をまとめる。文科省は、平成30年度に指針を改正する方針で、研究が解禁される見通し。

 人の臓器を持つ動物は、動物の受精卵(胚)に人の細胞を入れた「動物性集合胚」を、動物の子宮に移して誕生させる。現在は文科省の指針などで、動物性集合胚の作製は認めているが、誕生させることを禁じている。

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