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「医療費の無駄遣い」薬の飲み残し防げ 薬剤師が訪問指導 年475億円のロス

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「医療費の無駄遣い」薬の飲み残し防げ 薬剤師が訪問指導 年475億円のロス

 150人を調査、全員が残薬…「つい忘れる」

 埼玉県薬剤師会が高齢者ら150人を自宅訪問して調べると、全員に残薬があり、大量に見つかったケースも。最も多かった理由は「つい飲み忘れてしまう」(49・5%)で、「症状が改善した」「薬が多すぎる」などが続いた。

 特に高齢者は10種類前後の薬を長期間飲み続けなければならないケースもあり、介護保険や医療保険の服薬指導を利用できる。宮野さんらは自宅やグループホームに住む患者計25人を担当。飲む時間ごとに手作りの薬箱に仕分け、目立つ場所に置くなど工夫する。「薬をどう飲んでいるかはその人の暮らしを見ないと分からない」

 薬の飲み残しは健康影響だけでなく「医療費の無駄遣い」との指摘もある。日本薬剤師会が75歳以上の在宅患者約800人を対象に行った調査では、飲み残しで無駄となる薬剤費は年間約475億円との試算が出た。薬剤費の自己負担は最大でも原則3割。残りは公的保険で賄われている。

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