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「国宝」展 京都国立博物館 極めつき、奇跡の空間が出現

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「国宝」展 京都国立博物館 極めつき、奇跡の空間が出現

国宝「深鉢形土器(火焔型土器)」 新潟県笹山遺跡出土 縄文・前3500~前2500年 新潟・十日町市=十日町市博物館保管(小川忠博撮影) =10月29日まで展示 国宝「深鉢形土器(火焔型土器)」 新潟県笹山遺跡出土 縄文・前3500~前2500年 新潟・十日町市=十日町市博物館保管(小川忠博撮影) =10月29日まで展示

 「国宝」-。わくわくするような響きがある。京都市東山区の京都国立博物館で開催中のこの展覧会は、120年前(1897年)に生まれた「言葉」をそのままタイトルにした、文字通り極めつきのものである。それは、明治維新以降、貴重な日本の文化財を破壊や盗難、海外流出から守るための仕組みのなかで、「核」となって存在してきたものたち、いわば日本文化の粋、といってもいいだろう。

 同じ年に今回の会場、京都国立博物館の前身である帝国京都博物館も開館している。

 その2つの誕生から「大還暦」となる年、41年ぶりに同館で開催される国宝展は、885件の美術工芸品のうちの約4分の1にあたる200件を超える品々を4期(I期10月15日まで、II期10月17日~同29日、III期10月31日~11月12日、IV期11月14日~同26日)に分けて展示する。

 ブースは書跡、考古、仏画、地獄絵・肖像画、中世絵画、近世絵画、中国絵画、彫刻、陶磁、絵巻物、染織、金工、漆工に分かれており、それぞれの担当研究員が趣向をこらしたレイアウトも登場する。

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