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バーミヤン大仏、再建なるか 日本案など報告 アフガン政府も検討 東京芸大で国際シンポ

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バーミヤン大仏、再建なるか 日本案など報告 アフガン政府も検討 東京芸大で国際シンポ

アフガニスタン中部バーミヤンにある、旧タリバン政権に破壊された東大仏=2014年7月(共同) アフガニスタン中部バーミヤンにある、旧タリバン政権に破壊された東大仏=2014年7月(共同)

 2001年に大仏が破壊された世界遺産、アフガニスタン中部バーミヤンの仏教遺跡群に関する国際シンポジウムが9月30日、東京芸術大で開かれた。世界各国の専門家による大仏再建案が報告され、別の場所にモニュメントを建てる日本案が説明された。破壊された場所に元通りに建て直すドイツ案や、大理石を使うイタリア案も示された。

 アフガン政府は大仏再建を要望しているが、遺跡の真正さ確保のため、再建は原則的に認められていない。国連教育科学文化機関(ユネスコ)カブール事務所の長岡正哲文化部主任は「文化財を再建することで平和構築につながるなら認めるべきだとの議論が起きている」とし、国際的なルール作りを進めていることを明らかにした。

 シンポジウムには市民ら約300人が参加。今後はアフガン政府が委員会を設け、提案の検討を続けるという。

 10月2日には、バーミヤン遺跡の保存や修復に関する専門家らの技術会合が、東京で開かれた。ドイツの地質学者、マティアス・エフラー氏は、旧タリバン政権が破壊した2体の大仏像のうち西大仏(高さ55メートル)の掘られていた壁が風化により崩落の危険に直面し、本格的な補強を急ぐ必要があると訴えた。

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