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【書評倶楽部】タレント・麻木久仁子 『パパは脳研究者』池谷裕二著 科学的視線で子供の成長を分析 「そうだったのか!」が満載

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タレント・麻木久仁子 『パパは脳研究者』池谷裕二著 科学的視線で子供の成長を分析 「そうだったのか!」が満載

麻木久仁子さん(瀧誠四郎撮影) 麻木久仁子さん(瀧誠四郎撮影)

 ただいま子育て真っ最中の脳研究者・池谷裕二さんが、親バカぶりを遺憾なく発揮しつつ、一方で科学的な視線で子供の成長を分析する。そのバランスが素晴らしい。「あるある! そんなこと!」と引き寄せられつつ、いつの間にか知識を得られるのだ。

 出産時に大量に分泌されるオキシトシンというホルモンは母親を「何があってもこの子を守ろう」という気持ちにさせ、仲のいい人をより強く信頼するようにさせるが、それ以外のものには強い警戒心を抱き、攻撃的にさえなる。

 「子供が生まれてから妻が冷たい」などと愚痴をこぼしているパパさんは、妊娠・出産の過程でママさんの「信頼できる人」の枠に入りそびれているかも。が、男性でも子育てに積極的に関わるとオキシトシンが出るそうだから、がんばって追いついて!

 褒めて育てるか、叱って育てるか。これはもう結論が出ていて、褒めて育てるのが一番。しかし褒め方にもいろいろあって、たとえば、お絵描きで「上手だね、偉いね」と「行為」そのものを褒めてしまうと、子供はかえって意欲を失うのだそうだ。では、どうするかといえば「この絵はいいなあ」と「成果」を褒める。そうだったのか!

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