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ヒット漫画の原画に巨額相続税!? ベテラン漫画家たちの悩み

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ヒット漫画の原画に巨額相続税!? ベテラン漫画家たちの悩み

横手市増田まんが美術館に寄贈された「釣りキチ三平」のカラー原画(C)矢口高雄 横手市増田まんが美術館に寄贈された「釣りキチ三平」のカラー原画(C)矢口高雄

 「釣りキチ三平」で知られる横手市出身の漫画家、矢口高雄さん(77)は一昨年、同美術館に約4万5千枚の原画を寄贈した。矢口さんは、江戸時代の浮世絵の多くが海外に流出したことを念頭に、国立の美術館でのアーカイブ化を訴えている。「僕は娘が他家に嫁ぎ著作権を管理する親族がいない。苦労して漫画家になり、大事に描いてきた原画を後世に残したい」とも強調する。

 同美術館の大石卓チーフは「オールジャパンで原画の保存ができる仕組みの構築に向け、増田が船頭役になりたい」と話している。

                   

 【用語解説】横手市増田まんが美術館

 平成7年開館。漫画家の原画展示のほか、保存・継承・活用に向けたアーカイブ事業に取り組む。矢口高雄さんのほか「月下の棋士」の能條純一さん、「海月姫」の東村アキコさんらの原画も保存。現在は休館中で31年4月にリニューアルオープン予定。

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