産経ニュース

代替医療、死亡リスク2.5倍 がん標準治療と比較 米エール大

ライフ ライフ

記事詳細

更新


代替医療、死亡リスク2.5倍 がん標準治療と比較 米エール大

 がん治療でハーブやビタミン投与などの代替医療を選んだ米国の患者が5年以内に死亡するリスクは、外科手術や抗がん剤などの標準的な治療を選んだ患者の2.5倍になるとの研究結果を米エール大のチームが発表した。

 一定の効果が証明された標準治療を拒否して、科学的根拠のない代替医療を選んだことで死亡率に差が出た可能性がある。日本でもがん患者が代替医療に頼るケースは多い。同チームは「米国では代替医療の市場規模が数千億円になるとみられる。徹底した検証が必要だ」と話す。

 チームはがん患者の治療経過などの情報を集めた米国のデータベースを活用。2004~13年に登録された、転移のない乳がん、肺がん、前立腺がん、大腸がんの患者を対象に、手術や抗がん剤、放射線などの標準治療を選んだ560人と代替医療だけを選んだ281人の死亡率を比較した。

 代替医療を選んだ患者は、標準治療を選んだ患者より若く、収入と学歴が高い傾向にあったという。

関連ニュース

「ライフ」のランキング