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【福島第1原発事故】帰還困難区域・浪江の国道114号 20日から通行可能に   

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【福島第1原発事故】
帰還困難区域・浪江の国道114号 20日から通行可能に   

 政府の原子力災害現地対策本部は、東京電力福島第1原発事故による福島県浪江町の帰還困難区域を走る国道114号に「特別通過交通制度」を適用して規制を解除、20日午前6時から、通行証のない一般車両も自由に通行できるようにすると明らかにした。合わせて、南相馬市につながる県道34号と49号の通行もできるようにする。歩行者や自転車、原付、二輪車の通行は、引き続き制限される。

 対象区間は、同町の津島ゲート-常磐道浪江インターチェンジ(IC)付近の約27キロ。国道114号は、双葉郡と福島市を結ぶ幹線道路だが、同町西部が原発事故による帰還困難区域となったため、一般車両の通行を禁止。町の許可を得た住民や復興関係者以外通行ができず、同町や周辺自治体からも、自由に通行できるよう規制解除を求める声が出ており、政府が県や県警など関係機関と協議していた。

 114号の通行再開で、利便性が高まり、双葉郡の復興加速が期待される。一方、交通量増加に伴う事故や犯罪を懸念も高まっていることから、県警は関係機関や民間との連携も含め、パトロールを強化して、住民や利用者の安心・安全確保を図る、としている。

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