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【知ってる?!】昇降機の安全な利用法(2)エスカレーターでは立ち止まって

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【知ってる?!】
昇降機の安全な利用法(2)エスカレーターでは立ち止まって

 19世紀後半の米国で誕生し、日本でも戦後に広く設置されようになったエスカレーター。踏み段(ステップ)をチェーンでつなぎ、モーターで動かす仕組みで、現在は傾斜角度が30度、移動速度が分速30メートルのタイプが主流だ。

 急いでいる人のために片側を空ける習慣をめぐって、東京ではエスカレーターの左側に、大阪では右側に立つという違いが話題になるが、両方とも間違った乗り方だ。エスカレーターはステップの上に並んで立ち止まって乗ることを前提に作られており、法律も踏み段の横幅を110センチ以下にするよう定めている。

 歩いて追い越すと、横の人や荷物に接触する恐れがある。小さな子供と一緒に乗っている人もいるし、つえが手放せない人もいる。接触すると、転倒などの重大な事故につながる危険性が高い。

 ステップに記された黄色い線の内側に立って、左右の人がそれぞれで手すりにつかまって立ち止まるのが正しい乗り方だ。ステップを昇降して追い越してはいけない。

 手すりの外に手や顔を出すと、天井との三角部に挟まれる危険がある。逆方向に上り下りしたり、ステップに腰掛けたり、手をついたりするのも厳禁だ。

 ゴム製のサンダルや長靴は、ステップの間に挟み込まれる恐れがある。長めのスカートの裾や、ペットの首輪のひもにも気をつけたい。子供だけでなく、大人でも体調の悪いときや飲酒時には事故が起きやすいので注意が必要だ。(取材協力 三菱電機)

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