産経ニュース

【健康カフェ(94)】妊娠糖尿病 母子に悪影響、食べ過ぎ注意

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【健康カフェ(94)】
妊娠糖尿病 母子に悪影響、食べ過ぎ注意

 妊娠糖尿病と診断されても、食事の内容を見直したり1回の食事量を減らしたりすることで、多くの人は血糖値が正常に戻ります。正常化しない場合は、出産までの間、インスリン注射を行います。海外では内服薬の治療もあり、日本でも今後、取り入れられるとみられます。

 出産と同時にほとんどの人で血糖値が正常に戻ります。ただ、一度妊娠糖尿病になった人は、次の妊娠時に再び発症する可能性が高く、妊娠初期から注意が必要になります。また、将来的に糖尿病になる確率が普通の人の7倍高いとの報告もあります。このため、出産後も生活習慣に注意し、定期的に血糖値の検査をすることが勧められます。

 冒頭の患者さんは、食事内容の見直しで、良好な血糖値を保っています。自分だけでなく、生まれてくる子供のためにと頑張っているようです。ただ、妊娠後期に血糖値が上昇する傾向にあるため、出産するまで気を抜かず、注意を続けることが大事になります。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

「ライフ」のランキング