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国宝・重文12城が危ない? 熊本地震では対策の有無で明暗、専門家「補強の重要性証明された」

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国宝・重文12城が危ない? 熊本地震では対策の有無で明暗、専門家「補強の重要性証明された」

地震で瓦などが崩れ落ちた熊本城=2016年4月撮影 地震で瓦などが崩れ落ちた熊本城=2016年4月撮影

 各地の城は大丈夫なのか。夕刊フジでは現存天守12城の耐震状況や落雷対策を調べた。すると、避雷針については全城で備えられていたが、耐震工事を済ませたのは姫路城(兵庫県姫路市)だけで、耐震診断を済ませたのは4城、予備診断にとどまっているところが7城に上った。

 耐震診断を済ませた4城ではそれぞれ、耐震工事を予定に入れている。弘前城(青森県弘前市)は現在、石垣修理中で天守を移動させており、元の場所に戻ってから本格的な耐震工事を予定している。犬山城と松江城(松江市)は2018年度から耐震工事を始める予定で、松本城についても「耐震工事の早期着工に向け、取り組むのが大前提」(松本市)とする。

 予備診断にとどまっている7城のうち、彦根城(滋賀県彦根市)については今年度に耐震診断を予定。丸岡城(福井県坂井市)は耐震診断を実施する方向で準備を進め、高知城(高知市)については「来年度以降に耐震基礎診断を行えるよう調整をしていきたい」(高知県)としている。

 残る備中松山城(岡山県高梁市)、丸亀城(香川県丸亀市)、松山城(松山市)、宇和島城(愛媛県宇和島市)も予備診断で特に問題はなかったが、耐震診断や耐震化を検討する必要を感じている自治体もある。

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