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NPOなどに寄付する「遺贈」のススメ 節税しながら社会貢献

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NPOなどに寄付する「遺贈」のススメ 節税しながら社会貢献

※注:モデル上の計算。実際には配偶者に対して税額軽減など、さまざまな措置がある ※注:モデル上の計算。実際には配偶者に対して税額軽減など、さまざまな措置がある

 人生の総決算ともいえる遺産をNPO法人や公益法人、学校などに遺言で寄付する「遺贈」がいま注目されている。遺贈は社会に役立つばかりでなく、相続税控除の対象となる。すなわち“節税”しながら社会貢献ができるのだ。

 認定NPO法人「スマイルオブキッズ」(横浜市、田川尚登代表理事)は現在、「小児ホスピス」建設計画を進めているが、その最初の一歩は神奈川県藤沢市の元看護師、石川好枝さんからの遺贈だった。

 「思い」をかたちに

 石川さんは生涯独身で暮らし、病院のほか障害児施設にも勤務し、平成24年に76歳で他界した。「遺産は小児ホスピスの建設などに役立ててもらいたい」というのが遺言だった。

 小児ホスピスは、重い病気のために短い人生の幕を閉じようとしている子供たちが、最後の時を家族と過ごせるようにするための施設だ。石川さんの遺志に従い、代理人は小児ホスピス建設の構想をもっていたスマイルオブキッズに8千万円を寄付した。

 田川代表理事は「背中を押されました。この資金がなければ計画を進めることはできなかった」と話す。

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