産経ニュース

欧州ではしか急増 厚労省、旅行者に注意喚起 イタリアとルーマニア中心に

ライフ ライフ

記事詳細

更新


欧州ではしか急増 厚労省、旅行者に注意喚起 イタリアとルーマニア中心に

Uターンラッシュで混み合う羽田空港国内線の到着ロビー=15日 Uターンラッシュで混み合う羽田空港国内線の到着ロビー=15日

 厚生労働省は18日、イタリアとルーマニアを中心に欧州ではしか患者が大きく増えているとして、欧州へ行く人に注意を呼び掛けた。海外に行く人が多い時期でもあり、帰国後に高い熱や全身の発疹などの症状がでたら、すみやかに医療機関に相談してほしいとしている。

 日本は土着のウイルスによる感染がない「排除状態」と認定されているが、今年は海外で感染した人を起点とする集団感染が起きており、6日までの患者数は169人で、昨年をすでに上回っている。

 イタリアでは8月までに約4100人、ルーマニアでは約6500人の患者が出ている。昨年1年間の患者数は、イタリアが約860人、ルーマニアは約2千人だった。

 はしかは鼻水や目の充血のほか、高熱と発疹が出る。ウイルスは空気感染し、感染力が非常に強いため注意が必要だ。肺炎など合併症を引き起こすこともあり、先進国でも千人に1人が死亡するといわれる。

 予防にはワクチンが有効。厚労省は海外へ行く前には、接種歴を確認するほか、2回受けていない人は接種の検討を勧めている。

「ライフ」のランキング