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【インバウンド通信】静岡、中国からの直行便減りマイナスに 各県で「下克上」勃発 外国人観光客の延べ宿泊者数は激変

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【インバウンド通信】
静岡、中国からの直行便減りマイナスに 各県で「下克上」勃発 外国人観光客の延べ宿泊者数は激変

 とはいえ、東北はもともと全国的なインバウンド需要の高まりから取り残されてきた地域だ。実数自体はいずれも数万人程度で、ようやくトレンドに追いついてきたといえる。

 一方、急激にマイナスに転じているのは最下位の三重だ。理由はもちろん、伊勢志摩サミットが終わったからである。

 2016年5月の伊勢志摩サミット開催決定の特需で、15年の伸び率は119・4%と高い水準にあったが、16年にはマイナス7・7%、今年1~3月には、マイナス53・0%(5万2130人)と急激に落ち込んだ。このペースで推移すれば、16年に約36万人だった延べ宿泊者数は、約20万人にまで減ることになる。

「下克上」時代到来

 中国からの直行便が減った影響を受けた県もある。今年1~3月の伸び率でみると静岡はマイナス14・2%(34万2770人)となっている。

 今回は実数ではなく「伸び率」に着目したが、インバウンド宿泊客の争奪戦は激化しており、「下克上」ともいうべき状況に突入している。

 政府は2020年に「訪日外国人観光客4000万人」を目指しているが、多様な外国人のニーズをつかまないと、達成は容易ではない。

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