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アリだけじゃない! ダニに注意 ダニ媒介感染症、今年すでに250人超

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アリだけじゃない! ダニに注意 ダニ媒介感染症、今年すでに250人超

 草むらなど野外に生息するダニが媒介する感染症のうち、国内で確認されている6疾患の患者が今年、昨年同期の約1・3倍となる計258人に上っていることが23日、国立感染症研究所の集計などで分かった。南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が問題となっているが、野外での活動が増え、薄着となる夏はダニにかまれやすい季節。厚生労働省は自治体に通知を出し、注意を喚起している。

 北海道南部に住む70代男性は6月中旬、発熱などのため函館市の医療機関を受診、意識障害などのため入院したが、7月初旬に死亡した。男性の体にダニにかまれた痕は確認できなかったが、血液検査の結果、「ダニ媒介脳炎」だったことが分かった。ダニ媒介脳炎の患者が確認されたのは平成5年、28年に続き3人目で、死亡は2人目。いずれも国内でマダニにかまれたとみられる。

 厚労省によると、ダニが媒介する感染症のうち、国内で患者が確認された主な感染症は(1)回帰熱(2)重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(3)ダニ媒介脳炎(4)日本紅斑熱(5)ツツガムシ病(6)ライム病-の6種。いずれも病原体を保有するダニにかまれることで感染し、発熱や頭痛などの症状が出る。高熱や発疹を伴うものもあり、放置すると死亡することもある。

 厚労省は「ダニにかまれてから数日~2週間ほどで発熱などの症状が出た場合は、早めに医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

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