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認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく

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認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく

認知症予防な食品例 認知症予防な食品例

 今日の食事は何を、誰と食べますか? 高齢社会になって年々増加する認知症患者。認知症の発症率は、食事の内容によって差があることが、明らかになってきている。また、近年の研究では、誰とどのように食べるかも重要という調査結果がある。認知症と食事の研究を続ける医師、東京大大学院准教授の小川純人さん(老年病学)に認知症予防の食事術について聞いた。(村島有紀)

 低栄養を防ぐ

 平成24年の認知症患者数は推計462万人で、高齢者の7人に1人(有病率15%)。しかし、内閣府によると、37年には約700万人となり、高齢者の5人に1人が認知症患者になると見込まれている。「近年の研究により、低栄養が、認知機能の低下をもたらす可能性が示されている。暑さで食欲が落ちる夏場は特に気を付けてほしい」と小川准教授は警鐘を鳴らす。

 低栄養とは、人間が生命を維持し、日常生活を営むために必要なカロリーとタンパク質が不足している状態。抵抗力が低下し、風邪から肺炎を起こしやすくなるなど軽い病気でも回復に時間がかかる。高齢者に多い原因としては、食欲の低下、嚥下(えんげ)や咀嚼(そしゃく)力の低下、買い物や料理がおっくうになる気力の低下など。2005年発表のフランスのアルツハイマー病の高齢患者を対象にした疫学研究では、低栄養の高齢者は、1年後の段階で認知機能の低下などが認められている。

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