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外来種「クビアカツヤカミキリ」の農業被害初確認 モモやウメに寄生 栃木県が対策呼びかけ

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外来種「クビアカツヤカミキリ」の農業被害初確認 モモやウメに寄生 栃木県が対策呼びかけ

クビアカツヤカミキリ(栃木県農業環境指導センター提供) クビアカツヤカミキリ(栃木県農業環境指導センター提供)

 栃木県は29日、外来種のクビアカツヤカミキリによる農業被害が、佐野、足利両市内で初めて確認されたとして、病害虫発生予察特殊報を発表した。幼虫がモモやウメ、サクラなどの樹木に寄生し、幹や枝の内部を食い荒らすことで枯死することもあるといい、情報提供を求めている。

 同センターによると、佐野市内のモモ栽培園地で23日、樹幹に穴をあけた跡や多量の木くずが見つかり、成虫の形態的な特徴からクビアカツヤカミキリと特定した。近隣のモモ栽培園地を調べたところ、同市や足利市内の19園のモモやスモモ113樹でクビアカツヤカミキリの幼虫によるとみられる被害が確認された。

 クビアカツヤカミキリは平成25年に愛知県、27年に徳島県、28年に大阪府で特殊報が発表されているほか埼玉、群馬、東京でも発生が確認されている。県内では28年7月に足利市のクヌギで成虫が確認されていたが農業被害が確認されたのは初めて。分散、産卵防止のため樹幹にネットなどを巻き付けることや薬剤使用などの対策を呼びかけている。

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