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【ゆうゆうLife】医療的ケア必要な子の短期入所「もみじの家」 子供には学びと遊び、親には休息

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医療的ケア必要な子の短期入所「もみじの家」 子供には学びと遊び、親には休息

利用する子供たちが顔合わせを兼ねて一緒に遊ぶ「もみじの会」。楽器を持って音楽を楽しんだ =東京都世田谷区のもみじの家 利用する子供たちが顔合わせを兼ねて一緒に遊ぶ「もみじの会」。楽器を持って音楽を楽しんだ =東京都世田谷区のもみじの家

 「同じような障害のある子がいて、私より年上のお母さんたちは、たいてい仕事を辞めている。働く、働かないに関係なく、どんな子供でも安心してみてもらえる場所があれば」と話している。

                   

 ■「睡眠時間不十分」親の半数

 昭和25年に6%だった乳児死亡率は、平成27年には0.2%に下がった。ただ、その後も医療的ケアを常に必要としている19歳以下の子供は、全国で約1万7000人に上るともいわれる。

 ケアする家族の負担は大きい。みずほ情報総研が27年に医療的ケアの必要な子供の保護者1331人から得た調査結果では、睡眠時間が「6時間未満」は50.2%と全体の半数を超えた。睡眠時間が「不十分」とした人と「どちらかといえば不十分」とした人は、合計で53.9%に上った。

 家族の休息にも重要な役割を果たす「医療型短期入所事業所」は、27年4月時点で全国に382カ所。数はあるものの、地域ごとのばらつきは大きく、「近くにない」人も多い。

 重い障害があり、医療機器を付けての移動は親にも子供にも肉体的、精神的負担が大きい。みずほ情報総研の調査でも「特に必要だと感じる福祉サービス」に、「送迎サービス」や「通院・通学のサポート」などの声が挙がっている。

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