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「宝の山」身近な古典へ 国文学研究資料館長にロバート・キャンベルさん 資料画像DB化、画家ら招き創作支援も

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「宝の山」身近な古典へ 国文学研究資料館長にロバート・キャンベルさん 資料画像DB化、画家ら招き創作支援も

「クールジャパンが盛んに提唱されていますが、昔の日本人が残した言葉や文化もクールだと気づいてほしい」と語るロバート・キャンベルさん 「クールジャパンが盛んに提唱されていますが、昔の日本人が残した言葉や文化もクールだと気づいてほしい」と語るロバート・キャンベルさん

 日本文学に関する文献収集や調査研究などを行う大学共同利用機関「国文学研究資料館」(東京都立川市)の館長に、米国出身の日本文学研究者、ロバート・キャンベルさん(59)が就任した。昭和47年設立の同館館長に外国出身者が就任するのは初めて。約40年にわたり日本文化に親しみ、同館での勤務経験もあるキャンベルさんに、同館の役割や今後の抱負を聞いた。

 「『国文学研究資料館』という言葉の響きからは、静かな感じを受けますよね。まるで静物画みたいな。でも、実際は古典籍の収集や調査、補修、保管に加え、世界中の研究者も出入りするなど、すごくアクティブな場所なのです」

 話しぶりこそ穏やかだが、言葉の端々から日本文学への情熱が感じられる。

 キャンベルさんは1957(昭和32)年、米国生まれ。ハーバード大学大学院などで日本文学を学び、同館の助教授を経て、平成12年から今春まで東大大学院で教鞭(きょうべん)をとった。江戸~明治期の文学を研究する一方で、テレビ番組のコメンテーターとしても活躍する。

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