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福岡・芦屋町前教育長 教科書採択で違反 発行会社に次男勤務

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福岡・芦屋町前教育長 教科書採択で違反 発行会社に次男勤務

 文部科学相の諮問機関、中央教育審議会の分科会委員を務めた福岡県芦屋町教育委員会の前教育長(76)が在任当時、親族が教科書発行会社に勤めているにもかかわらず、地方教育行政法の規定に反し、平成23年以降、少なくとも3回の教科書採択に関わっていたことが10日、同町教委などへの取材で分かった。調査した福岡県教委は「採択に影響はなかった」としているが、文部科学省は採択に疑念が生じかねないとして、採択手続きの公正性確保の徹底を求める異例の通知を出した。

 芦屋町教委は21年、小中学生に携帯電話を持たせない「こども、脱ケータイ宣言」をして全国で注目された。前教育長は中教審では学習指導要領改定の議論に加わるなどしていた。

 同町教委などによると、前教育長は13年9月から今年3月まで在任。関わった教科書採択のうち23年、26年、27年の3回は、40代の次男が教科書会社に勤務している期間と重なっていた。地方教育行政法は、教育長が3親等内の親族と利害関係のある議事に参加することを禁じている。前教育長は「法律の規定を知らなかった。迷惑をかけて大変申し訳ない」と謝罪しているという。

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