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【STOP!メタボリックシンドローム】動脈硬化 20代で目に見える症状 「中高年の病気」ではない

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【STOP!メタボリックシンドローム】
動脈硬化 20代で目に見える症状 「中高年の病気」ではない

東丸貴信医師(平成横浜病院健診センター長・東邦大学名誉教授) 東丸貴信医師(平成横浜病院健診センター長・東邦大学名誉教授)

 心筋梗塞や脳梗塞の引き金となる動脈硬化といえば、中高年が注意すべき病気と思われがちだが、早い人では10代で最初の兆候が表れ、20代ではっきりと目に見える症状が出てくるという。専門家は、中・高生も食生活に注意し、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や肥満にならないようにするとともに、リスクの高い人は30代でも人間ドックを受けることを勧めている。(山本雅人)

 ◆10代の食生活重要

 「10代の食生活は世界中で問題になっているが、日本人は特に注意すべきだ」と語るのは、4月に平成横浜病院の健診センター長に就任した東丸(とまる)貴信医師(東邦大名誉教授)。東丸医師は東邦大医療センター佐倉病院教授時代の平成19~22年、同病院で頸(けい)動脈エコー検査を受けた20~44歳の244人を調べた。頸動脈エコーは全身の動脈硬化の状態を知る一つの指標になるといわれている。

 その結果、27歳で血管内にプラーク(血管が詰まる原因となるこぶ状のふくらみ)がある人が2人見つかるなど、早い人では20代で動脈硬化の目に見える症状が表れていることが分かった。プラークがあると、脳梗塞などを引き起こす血栓ができやすくなる。

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