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【話の肖像画】「いきなり!ステーキ」社長・一瀬邦夫(1) 既成概念を打ち破る

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【話の肖像画】
「いきなり!ステーキ」社長・一瀬邦夫(1) 既成概念を打ち破る

ステーキの海外進出に挑む =東京都墨田区(伴龍二撮影) ステーキの海外進出に挑む =東京都墨田区(伴龍二撮影)

 〈今年2月には、ステーキの本場、米ニューヨークに海外1号店を開店した〉

 外国人の体形に合わせてカウンターを日本よりも10センチほど高くしたり、食事スペースを若干ゆったり確保したり、店作りは外国人向けに工夫しましたが、提供のスタイルは日本で成功した仕組みを再現しました。品質と価格でインパクトを与える。そこは揺るぎません。ニューヨークのレストランで、おいしい肉厚のステーキは日本円で1万円以上することも多い高級料理です。ただ、食肉大国なので牛肉そのものは安価で手に入りやすい。関税がかからないから、スーパーの店頭でも本当に安いんです。

 出店前には、「米国では立ち食いなど誰もしない」と言われたものですが、日本人だってもともとは立ち食いなんてしなかったんですよ。自分を信じて出店に踏み切って成功だった。1日400人以上が来店する盛況ぶりで、国境を越えて通用するビジネスモデルだと改めて確信しました。今年中に米国に10店舗を出して、3年後にはナスダックに上場する、と宣言しています。実はうれしさのあまり、ついマスコミにそう言っちゃった。でも国内では3年で100店以上を出したのだから、決して無謀な目標ではないと思っていますよ。

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