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はやぶさ2、未知の小惑星探しに挑戦 火星旅行の資源調達拠点に期待
小惑星に向けて航行中の探査機「はやぶさ2」が、未知の小惑星発見に挑むことになった。地球の近くにあり力学的に安定している特殊な場所で探す。見つかれば、将来の火星旅行で必要な資源を調達する拠点となる可能性があるという。
惑星の公転軌道上には、惑星と太陽の引力などが釣り合う特殊な場所が2カ所ある。小惑星がとどまりやすく、木星では数千個も見つかっている。
地球から約1億5千万キロ離れた公転軌道上にも、こうした場所があるが、地球は木星と比べ引力が小さいため、小惑星は長くとどまることができず、ほとんど存在しないとされる。
はやぶさ2は現在、この場所の一つを通過中。平成26年の打ち上げから順調に航行し運用時間に余裕ができたため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は当初の予定にはない小惑星探しに挑むことを決めた。
4月中旬に搭載カメラで宇宙空間を撮影。数カ月後に画像が地球へ届く見込みだ。30万キロ以内に直径100メートルほどの小惑星があればとらえられるが、カメラの視野が狭いため難しい。
米国の探査機がもう一つの場所で2月に探したが、見つからなかった。JAXAの吉川真准教授は「見つかれば科学的に興味深いだけでなく、いろいろな可能性が出てくる大発見になる」と狙いを話す。

