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【スクリーンとともに】目や耳が不自由な人も赤ちゃん連れも多様な映画を楽しんで 東京・田端の単観映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」

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【スクリーンとともに】
目や耳が不自由な人も赤ちゃん連れも多様な映画を楽しんで 東京・田端の単観映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」

かわいらしいインテリア類も特徴のシネマ・チュプキ・タバタ=東京都北区のシネマ・チュプキ・タバタ(藤井克郎撮影) かわいらしいインテリア類も特徴のシネマ・チュプキ・タバタ=東京都北区のシネマ・チュプキ・タバタ(藤井克郎撮影)

 「じゃあ、ほかの人が手をつけないところを、と考えました。シネコンで上映する大作ではなく、単館でしかかからないような作品も見てほしい」

 こうして、自らチュプキという映画館をオープンさせることになる。

生きがい探しのお手伝い

 20代後半にある事情からマイナス思考に陥っていた平塚さんに唯一、自分の居場所を与えてくれたのが映画館だったという。映画を見るうちに、人生はさまざまだなと心が癒やされ、やがて前向きに考えられるようになっていった。映画を見せる仕事をしたいと思ったのは、そのときの経験が大きい。

 「今は多分、幸せとか、喜びとか、生きがいとか、そういうものを探すお手伝いを、映画を通じてやっているんでしょうね」

 「ニュー・シネマ・パラダイス」(ジュゼッペ・トルナトーレ監督、1988年)に出てくる映写技師、アルフレードの「映写しているだけでも自分が楽しませている気がする」というせりふに共感する。

 「音声ガイドを作ることで、私もきっと製作者と同じ気分になっているんです。すごい映画を作っていただいたことに感謝しつつ、それを観客に届ける一端を担えることは光栄であり、自分の幸せにもつながっています」

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