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【聞きたい】神津カンナさん 『水燃えて火 山師と女優の電力革命』 水力発電めぐる人間ドラマ

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【聞きたい】
神津カンナさん 『水燃えて火 山師と女優の電力革命』 水力発電めぐる人間ドラマ

『水燃えて火 山師と女優の電力革命』 『水燃えて火 山師と女優の電力革命』

 エッセー執筆やラジオ番組出演など幅広い分野で活躍する著者が約20年ぶりに手掛けた小説は、大正時代、福沢諭吉の娘婿で「電力王」と呼ばれた福沢桃介が、木曽川に水力発電を造った実話が題材だ。

 「エネルギー業界とは長い縁があって、20代の頃から各地の発電施設を見てきました。その度に思ったのが、どんなに小さな発電所でも自然環境を破壊したりそこに住む人の生活を変化させたりしてしまうのは避けられないということ。でも、国の経済や国民の暮らしを守るために発電所は必要。生活と切り離せないエネルギーの話をいつか書きたいと思っていました」

 桃介を支えた川上貞奴(さだやっこ)は日本の女優第1号で、夫の音二郎亡き後に児童劇団を作るなど、時代の先端をいく自立した女性。その貞奴が、励ましたりたしなめたりして桃介を奮い立たせ、事業を成功に導いていくところも読みどころの一つ。

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