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星野源さんエッセー集4作目「いのちの車窓から」 作詞作曲とは異なる快感

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星野源さんエッセー集4作目「いのちの車窓から」 作詞作曲とは異なる快感

新しいエッセー集「いのちの車窓から」を手に、「これからも書き続けます」と話す星野源さん=東京都豊島区(石井健撮影) 新しいエッセー集「いのちの車窓から」を手に、「これからも書き続けます」と話す星野源さん=東京都豊島区(石井健撮影)

 俳優でミュージシャンの星野源さん(36)が4作目となるエッセー集『いのちの車窓から』(KADOKAWA、1200円+税)を出した。芝居も音楽活動も絶好調。多忙に違いないのに、さらに文章まで書く。なぜ「書き続ける」のか。

 本書は、平成26年11月から始めた雑誌連載に書き下ろしを加えた計30編のエッセー集。

 単行本の表題にもなった連載タイトルは、そもそも初回の題名で、こんな内容だ。24年にくも膜下出血で倒れた。翌年開頭手術を受け、体は命の器だと意識するようになった。復帰最初の仕事は演劇の舞台。1300人の観客を前に「体を機関車に喩(たと)えるなら、この車窓は存外面白い」。生きている喜びをかみしめた。

 単行本には、昨年出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の撮影現場のエピソードも収められ、大ヒットした主題歌「恋」の歌詞が生まれた瞬間などにも触れている。「文章」という1編では、エッセーを書くようになった理由を明かし、知りたいことは全部書いてある、といってもよい。

 では、書き続けている理由は何かと問うと、指をあごにあてて「理由ですか…」と思考を巡らせる。落ち着いた口調でまじめに受け答えする姿は、「逃げ恥」の主人公に重なる。

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