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「消費者の思いに反した」 「桃浦かき」他産地混入、背景に注文増 宮城

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「消費者の思いに反した」 「桃浦かき」他産地混入、背景に注文増 宮城

他産地のカキを交ぜて販売したことを認め、謝罪した「桃浦かき生産者合同会社」の後藤建夫代表代行(中央)=4日、宮城県石巻市(石崎慶一撮影) 他産地のカキを交ぜて販売したことを認め、謝罪した「桃浦かき生産者合同会社」の後藤建夫代表代行(中央)=4日、宮城県石巻市(石崎慶一撮影)

 「水産業復興特区」(水産特区)の適用を受けた「桃浦かき生産者合同会社」(宮城県石巻市)が、過去に他の漁場で生産されたカキを交ぜて販売していたことが明らかになった4日、同社は記者会見を開き、違法性は認められなかったものの、「桃浦ブランドに対する消費者の思いに反する行為があった」と謝罪した。

 同社によると、平成26年10~12月にかけ、スーパーなどからの注文が一時的に増え、自社生産品だけでは対応できなかったため、他産地の侍(さむらい)浜産のカキを使ったという。

 会見した後藤建夫代表代行は、かつて侍浜と桃浦は同じ漁協を構成した地区でもあり、「社員に侍浜の漁業者もいたことから他の浜という認識が薄く、ブランドに対する認識も甘かった」と説明した。

 27年11月以降、他産地のカキを「桃浦かき」として扱うことについて社内で協議。消費者の桃浦ブランドへの思いに反するとして、自社生産品のみを販売するようにしたという。

 後藤代表代行は「今後はブランド管理を徹底し、消費者や取引先の信頼を得るよう努力していく」と語った。今回の問題を受け、大山勝幸代表社員は辞任の意向を示している。

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