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【りこめんど】武雄式反転授業「スマイル学習」

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【りこめんど】
武雄式反転授業「スマイル学習」

1人1台のタブレット端末で学ぶ児童たち 1人1台のタブレット端末で学ぶ児童たち

 ■タブレットで予習 理解度アップ

 佐賀県武雄市と東洋大学などが共同で進めるICT(情報通信技術)を活用した教育研究プロジェクトの検証報告会が24日、同大の白山キャンパス(東京都文京区)で開かれた。タブレット端末を使った独自の武雄式反転授業「スマイル学習」を通じて学んだ児童の方が、通常授業の児童よりも理解度テストの平均点が高いとの結果が出た。

 武雄市は平成26年度から全国に先駆け市内の全小学生にタブレット端末を貸与。自宅で予習動画を見てから、学校ではこれまで自宅でやっていた復習や応用・発展的な内容を学ぶよう“反転”させた「スマイル学習」を推進している。

 同大はこの取り組みに当初から参画し、松原聡副学長を中心とする現代社会総合研究所ICT教育研究プロジェクトがスマイル学習の成果などを毎年検証している。

 今回は28年度の検証結果を報告。理解度調査では、標準学力が同じ水準の4年生児童を対象に、算数と理科の授業をスマイル学習で実施したグループと通常授業のグループに分け、理解度を小テストで比較した。それによると、基礎問題、発展問題とも平均点はスマイル学習が上回った。

 小松政市長は「ICTは生きる力のテクノロジー。報告書では子供の学びや知識、思考力、学習意欲などに効果的と評価されており、方向性は間違っていない」と話した。

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