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【健康カフェ(74)】脳振盪 侮りは禁物、医師の診察必要

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【健康カフェ(74)】
脳振盪 侮りは禁物、医師の診察必要

 スポーツ中の脳振盪については、国内外のスポーツ組織などがガイドラインを作成し注意喚起しています。競技中に疑われるような症状が出た場合は、いったん競技から離れチェックを受け、疑わしい場合は競技に戻ってはいけないことになっています。症状が出た当日は、運転や飲酒を控え、一人で過ごさないようにします。また、脳神経かスポーツ専門の医師の診察を必ず受け、一両日中は安静にすることが大事です。

 競技への復帰も段階を追って慎重に行います。症状があるうちは、練習や試合への復帰はできません。医師など専門家と相談の上、軽い運動から再開し、症状の再燃がないことを確認しながら運動の強度を徐々に上げていきます。

 脳振盪を起こしてから3、4週間たっても、頭痛やめまい、注意力の低下などの症状が続くことがあります。この場合、激しい運動は駄目ですが、安静にするより軽い運動をした方が早く状態がよくなることが分かっています。

 脳振盪と思っても、脳出血や脳挫傷のこともあり、意識が悪化する▽けいれん▽まひ-などの症状があれば、すぐに病院を受診してください。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

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