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日本近代文学館に室生犀星らの書簡300通寄贈

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日本近代文学館に室生犀星らの書簡300通寄贈

室生犀星(日本近代文学館提供) 室生犀星(日本近代文学館提供)

 東京・田端の「文士村」に住んだ詩人で作家の室生犀星(1889~1962年)らが懇意の医師に送った書簡約300通が、日本近代文学館(東京都目黒区)に寄贈されていたことが25日分かった。同館は「作家や芸術家らでにぎわった『田端文士村』の雰囲気を伝える貴重な資料」としている。

 空谷の俳号を持つ俳人、書家で田端の開業医、下島勲(1869~1947年、長野県出身)らが受け取った書簡を、遺族が平成26年に寄贈、うち内容や時期などが確定した217通の内容を同館が公表した。

 差出人別では犀星が64通と最多で、大正12年の手紙に「子供もみんな達者です。これだけが何より」と暮らしぶりをつづっている。俳句を添えた手紙もあったという。

 作家の菊池寛や野上弥生子、俳人の高浜虚子らも差出人に名を連ねている。

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