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【話題の本】旅するときの新たな視点 『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』

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【話題の本】
旅するときの新たな視点 『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』

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 最新の科学知識が分かりやすく身につくと定評のある、講談社ブルーバックスシリーズの記念すべき2000巻目として出版された。日本列島の成り立ちに始まり、関東や関西など各地の地形の特徴や歴史を紹介している。

 46億年という長い地球の歴史のなかでも、今、私たちが生活している地形やその地表をつくるプロセスに焦点を当てようと「100万年」を中心に解説。東日本大震災後、自然災害や防災への関心が高まるなか、地形についての素朴な疑問に答える一冊だ。

 講談社によると、発行部数は現在、4刷4万2000部。地学書としては異例の売れ行きだという。担当者は「日本列島がどうやって作られたのか、など地学の基本的な要素が含まれている点も好評です」と話す。地形や町の歴史を、街歩きしながら解き明かすNHKのバラエティー番組「ブラタモリ」で注目された地形ブームも本書の人気を後押ししたようだ。

 徳川家康による関東平野開発の意味、富士山が美しい理由、瀬戸内海にいたナウマンゾウ…。見慣れた景色に隠されたドラマチックな物語の数々。街歩きや旅行の折に、新たな視点を与えてくれそうだ。(山崎晴雄、久保純子著/講談社・1000円+税)

 油原聡子

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