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入居待ち50万人なのに特養の1割「ベッドに空き」 職員不足などで

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入居待ち50万人なのに特養の1割「ベッドに空き」 職員不足などで

 全国の特別養護老人ホーム(特養)で、職員確保が難しいなど体制不備を理由に、ベッドに空きがある施設は13.5%に上ることが、厚生労働省の委託を受けた民間シンクタンクの調査で9日までに分かった。特養への入居を待つ高齢者は多数(平成25年度に52万人)いるため、深刻化する人手不足の解消が急務となる。

 調査はみずほ情報総研が実施。昨年11~12月に開設約10年以内の1151施設を対象にし、550施設から有効回答があった。

 体制が不備な理由を複数回答で尋ねたところ「医療的なケアに対応できない」が9.6%、「職員採用が困難」が7.8%、「職員の離職が多い」が5.3%だった。

 空きの理由で申し込みが少ないと答えた施設も9.8%あった。特養の入所条件が27年から原則、要介護3以上に厳格化されたことや、サービス付き高齢者向け住宅の増加などが影響している可能性がある。

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