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【SAKANA&JAPAN PROJECT】世界的魚食ブームのなか「異例の衰退」

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【SAKANA&JAPAN PROJECT】
世界的魚食ブームのなか「異例の衰退」

 水産庁によると、日本の国民1人当たりの魚介類の年間消費量は平成13年度の40.2キロをピークに減少が続いており、23年度に初めて肉類に逆転され、27年度には25.8キロ(概算値)まで落ち込んだ。日本は約20年前まで人口100万人以上の国で世界一の魚食大国だったが、23年には6位に後退。健康志向などを背景に世界的に魚食が急増するなか、「異例」ともいえる衰退をたどっている。

 しかし、多くの消費者が魚介類は「健康に良い」と認識し、昨年の調査では「食べる頻度を増やしたい」と回答した人が68%も占めた。水産庁では「魚嫌いが原因ではなく、調理に手間がかかることなどから食べる機会が減っている」と分析。魚食推進を目的とした「魚の国のしあわせ」プロジェクトの一環として手軽に食べられる「ファストフィッシュ」商品の普及などに取り組んでいる。

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