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地球温暖化対策は女子高生「萌えキャラ」にお任せ お堅い環境省が若者へPR
環境省が進める地球温暖化対策の国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」を広くPRしようと、別世界から来た女子高生らをモデルにしたイメージキャラクター「萌えキャラ」を決め、このほど公開した。
クールチョイスについては若年層の関心が低いとの調査結果があり、同省は若手に好まれるキャラを製作するため公募を実施。コンセプトについては266作品、デザインについては135作品の中からそれぞれ1作品が選ばれ、最終的に山本公一・環境大臣が決めた。
原案者は、コンセプトが「borges(ボルヘス)」さん、デザインが「Maou_Illust(まおう いらすと)」さん。温暖化対策への意識が高い、別世界から現れた女子高生「君野ミライ」と、電灯の消し忘れなど意識が低い女子高生「君野イマ」を対比させる設定だ。
「MOE萌えキャラ」と呼び、同省の英語表記「Ministry of the Environment」の頭文字にちなんだ。
一部メディアで、「『女子高生のスカート丈が短いのでは』という指摘も」と報じられたが、同省の担当者は「発表前に、スカート丈が短いのではという指摘が省内であり、不快に思う人がないよう少し長くした経緯はあった。公開後、国民から苦情などは届いていない」としている。
同省は今後、キャラを使ったスマホ用アプリなどを通じ運動の普及を進める。(WEB編集チーム)