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多様化する鳥ウイルス パンデミックへの備えは大丈夫か 専門家「再検討する時期」

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多様化する鳥ウイルス パンデミックへの備えは大丈夫か 専門家「再検討する時期」

 この冬、国内外で発生が相次ぐ鳥インフルエンザ。インフルエンザウイルスは変化しやすいため、人でのパンデミック(世界的大流行)につながるような変化の兆候はないか、慎重な監視が続いている。一方、直近のパンデミック発生から8年近くが経過し、警戒すべき鳥のウイルスも多様化するなど情勢は変化してきた。日本のパンデミックへの備えは現状のままでいいのか、クローズアップされつつある。

 ◆迅速な処分

 今冬の国内での鳥インフル(H5N6型)の拡大は昨年11月に始まった。全国で野鳥の感染が確認され、今年2月初旬には200件超に。養鶏場でも感染が見つかり鶏などの殺処分が行われた。鳥インフルに詳しい河岡義裕東京大医科学研究所教授は「養鶏場での処置は非常に迅速だ」と対応を高く評価する。

 鳥インフルの封じ込めを急ぐのは、鶏などの被害を最小限にするためだけではない。蔓延(まんえん)を放置するとウイルスが他の動物や人の体内に入る機会が増え、人から人に広がりやすいパンデミックウイルスに変化することが懸念されるからだ。

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