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【次期学習指導要領】能動的学びで学力向上 改定案の理念“先取り”の小学校も

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【次期学習指導要領】
能動的学びで学力向上 改定案の理念“先取り”の小学校も

 東京都江東区立八名川小学校では平成22年度から、総合学習と各教科を関連付ける教科横断的なカリキュラムを工夫してきた。文部科学省が14日公表した次期学習指導要領の改定案の理念を反映した取り組みで、同校の全国学力学習状況調査(全国学力テスト)の結果は4年目から上昇。手島利夫校長は「学力は後からついてくる」と話す。

 1月28日、同校で開かれた「八名川まつり」は児童が自分たちの意見を校内や保護者らに発表する場だ。この日のため、4年生は車椅子体験や地域の人へのインタビュー、町の改善策の話し合いを重ねてきた。

 「便利だね」「音も聞こえるよ」。学校周辺の調査では信号機の青延長や音響用押しボタンを見つけた。総合学習のユニバーサルデザインとまちづくりの単元(学習内容のまとまり)は、国語と関連させ言語活動を充実させる狙いもある。国語では点字の話を題材に、目の不自由な人の思いや生き方を学んだ。

 こうした教科横断的な教育課程を、学校が組織的、計画的に推進するカリキュラム・マネジメントは、改定案のポイントの一つ。同校では、教育目標を「自ら学び考え行動する子」などと設定。単元の導入部分でいかに児童の「学びに火をつける」かを重視している。

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