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子供の重い心臓病 胎内で診断、救命可能に 告知された家族へのサポートも大切

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子供の重い心臓病 胎内で診断、救命可能に 告知された家族へのサポートも大切

超音波検査で胎児の心臓の状態を確認する医師=横浜市の神奈川県立こども医療センター 超音波検査で胎児の心臓の状態を確認する医師=横浜市の神奈川県立こども医療センター

 診断技術を全国的に向上させようと、川滝医師らは各地の大学病院や産院などをインターネットでつなぎ、画像上で異常を見分ける研修を実施している。一度に300人余りが参加することもあるという。

納得の選択を

 思いがけず赤ちゃんの病気を告知される家族へのサポートも欠かせない。

 小学1年の岡本真優さん(6)は誕生前に同センターで心臓病と診断され、1歳でペースメーカーを着けた。母親の愛子さん(42)は「先生は時間をかけて説明してくれた。医学だけでなく、人としての経験値がないとできないと思う」と振り返る。

 権守礼美(ごんのかみあやみ)看護師によれば、赤ちゃんの心臓に異常があると聞いて出産をためらう妊婦も少なくない。「エコー検査が赤ちゃんの救命のために発展してきたこと、心臓病のお子さんたちの成長ぶりなどを伝えている。正しい情報を提供し、納得の上で選択してもらえるよう支援していきたい」と話した。

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