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花粉症の人 豆乳で口腔アレルギー「大豆で症状なし」でも発症 「少量から摂取して」と呼び掛け

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花粉症の人 豆乳で口腔アレルギー「大豆で症状なし」でも発症 「少量から摂取して」と呼び掛け

アレルギーへの注意を呼び掛ける豆乳飲料の表示。初めて飲む人には少量での試飲を勧めている アレルギーへの注意を呼び掛ける豆乳飲料の表示。初めて飲む人には少量での試飲を勧めている

 豆乳の消費量が増える中、豆乳が原因でアレルギー症状を発症する事例が増えている。花粉症患者が豆乳などを摂取した際に発症する「口腔(こうくう)アレルギー症候群」とみられ、専門家は「花粉症の人が初めて豆乳を飲むときは少量から摂取して」と呼び掛けている。(平沢裕子)

                   

 ◆呼吸困難にも

 東京都文京区の会社員女性(35)は先月、豆乳を飲んだ後に目がかゆくなり、鼻水が止まらないなどの症状が出た。「健康のために豆乳を毎日飲もう」と考え、飲み始めて3日目のことだが、1日目と2日目にも口の中が少しイガイガする感じがしたという。豆乳のパッケージに「他の大豆食品でアレルギー症状が出ない方でも、ごくまれにアレルギー発症例があります」と表示があることに気付き、飲むのをやめたところ症状がなくなった。女性は「もともとアトピー性皮膚炎で花粉症もある。他の大豆食品は普通に食べてきた。検査はしていないが、豆乳が原因のアレルギーだと思う」と話す。

 国民生活センターには、平成20年ごろから「豆乳を飲んでアレルギー症状が出た」との相談が寄せられるようになった。件数は5年間で15件と多くはないが、中にはじんましんや呼吸困難など「アナフィラキシー」と呼ばれる症状を起こした20代女性もおり、センターは25年、消費者に向けて注意喚起を行った。

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