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【知ってる?!】空気清浄機(1)インフル、花粉シーズン… 一部屋に一台の時代へ

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【知ってる?!】
空気清浄機(1)インフル、花粉シーズン… 一部屋に一台の時代へ

 今冬もインフルエンザが猛威を振るい、春先には花粉症のシーズンが到来する。この時期、目に見えないウイルスやスギ花粉の除去に大活躍し、室内の浄化に欠かせない家電製品として市場規模を広げてきたのが空気清浄機だ。世帯普及率は年々上昇し、内閣府の消費動向調査によると、昨年は44・3%に達した。しかも、2台以上を保有する世帯が増えており、まさに「一部屋に一台」の時代を迎えている。

 空気清浄機が歴史上初めて登場するのは19世紀初頭で、産業革命期の英国で石炭の煤煙(ばいえん)を除去する目的でつくられたという。国内では高度経済成長に沸く昭和30年代後半に業務用として発売されたが、家庭用が本格的に普及するのは平成に入ってから。花粉症による健康被害がクローズアップされ始めたころだ。

 当時はまだファンで空気を吸い込み、フィルターで除去する原始的なタイプだったが、年々技術が進化し、いまは空気中で浄化するイオン放出タイプの人気が高い。

 国内の販売台数は年200万台前半で推移し、ここ数年横ばい状態だが、微小粒子状物質「PM2・5」による大気汚染が深刻な中国では500万台を突破した。

 シャープ(大阪府堺市)では、「今後は国内以上に中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国での伸びが期待できる」と分析している。(取材協力 シャープ)

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