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東武鉄道、栃木・日光で転車台設置 SL復活へ着々 “遺産”継承し8月運行へ

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東武鉄道、栃木・日光で転車台設置 SL復活へ着々 “遺産”継承し8月運行へ

重さ7トンの転車台の桁を大型クレーンでつり上げる=3日、栃木県日光市今市の東武鉄道下今市駅 重さ7トンの転車台の桁を大型クレーンでつり上げる=3日、栃木県日光市今市の東武鉄道下今市駅

 8月から蒸気機関車(SL)を復活運行する東武鉄道は、下今市駅(栃木県日光市今市)で車両を方向転換する転車台や点検、運行準備をするSL機関庫の建設作業を進めている。3日は転車台の桁を架設する作業が報道陣に公開された。転車台は鬼怒川温泉駅(同市鬼怒川温泉大原)でも設置作業が進む。いずれも国鉄時代に造られたものをJR西日本から譲り受けた。SL復活運行は鉄道遺産の継承でもある。

 C11形SL「大樹」は両駅間の鬼怒川線12・4キロで8月10日から運行。平成29年度は土日曜を中心に計100日間の運行が予定されている。

 この日は、転車台の真ん中で車両が載る部分の桁が架設された。長さ9メートル、重さ7トンの桁を大型クレーンでつり上げ、分割した桁と再接続するための作業が続けられた。

 もともと、昭和33~49年に長門市駅構内(山口県長門市)で使用され、SL廃止後も解体せず残されていた転車台だ。20メートルの桁を分割し、昨年6月に陸送。その後、修繕を続けてきた。

 イベントで活用されることはあったが、運行終了後40年以上も残されてきたもので、本州最後のSL定期運行があり、かつて鉄道のまちと呼ばれた長門のシンボル的な存在だった。

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